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Archive for 1月, 2008

ソーシャルイノベーションデザイン—日立デザインの挑戦

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ソーシャルイノベーションデザイン—日立デザインの挑戦 (単行本)

日立製作所のデザイン本部が自社企業活動におけるデザインの役割と価値について纏めた本が発売されています。プロダクトデザインから最近のサービス提案を含めたエクスペリエンスデザイン活動まで、デザイン本部が辿った50年間の軌跡が記されてい ます。普段外部にあまり公開される事の無い、インハウスが考えるエクスペ リエンスデザインプロセスについて、多くが語られており興味深いところです。

私自身、以前3年程外部から派遣常駐して日立デザイン本部の業務に携わった経緯があり、著者欄に書かれた何名かの方々とも面識があった為、別観点からも楽しめたし、考えさせられました。

特 に後半の深澤直人氏の意見中ではいくつか頷ける点がありました。大企業における製品開発の産業構造上、ステークホルダーごとに責務が分散され、”デザイ ナー”は”デザインという役割”を遂行する責務を担う訳ですが、この”デザイン”という言葉の指す対象が現代ではニーズによって変化してきており、その変 化の現れとしてエクスペリエンスデザインといった言語が挙げられます。かつての意匠検討のみを責務範囲としたデザイン活動では、複雑化する社会に対して明 確なコンセプトを持った提案をする事が難しくなり、デザイナーは検討の視野を拡げて、デザイン後のユーザー体験の改革までを含めた成果を責務範囲としてい るという事です。

デザイナーは自社のエクスペリエンスデザインプロセスに従って、多くのリサーチやユーザー評価を経て、非常に優れたコン セプト提案を行い、多くのステークホルダーを頷かせる企画に成功するが、この先の実現フェーズにおいて、既存製造ラインの条件、ビジネス要件などの壁にあ たり、当初のアウトプットイメージを一貫出来ないといった話は、どの企業のデザイナーにもあるジレンマです。
コンセプトの実現が出来ず、当初の予定から変化した別物のアウトプットによるユーザー体験を築いてしまった場合、デザイナーはその責務を全う出来なかった事になります。

エ クスペリエンスデザイナーは職人的な意匠デザインのスキル以外に、実現可能な企画が練られた、夢を描くスキルが要求されます。私はデザイナーが自身の企画 の実現性を高めるためには、1つの方法としてマイルストーンの前後における業務内容を知る事が重要だと考えています。例えばデザイナーが納品したBMP データが次作業では誰の手でどのように取り扱われるのか?その内容を知っておくだけでも、後続作業者への意識が変わり、より実現性の高い企画が可能になる と考えています。また可能であれば後続作業の内容に合わせたモックアップなどを用意する事も大変効果的だと考えます。決してデザイナーがプログラミング出 来るようになるとか、デザイナーがロボットを作れるようになるとかという訳では無く、とにかく”知っている事”が重要だと考えます。同時に、知らない事は 聞き出せる力が非常に重要だと考えます。※このあたり、是非他社のエクスペリエンスデザイナーとの交流によって議論したいところです。

半 導体やミューチップ、エレベータ、建機、鉄道車両、軍事品などを総合的に商品として持つ企業ならではの視野の大きな取り組みとして、電力発電所の在り方、 医療、高齢化社会をデザインするといった、まさにこの本のタイトル通りの社会的な課題に対するエクスペリエンスデザインアプローチについても具体的な取り 組み事例が記載されていました。この規模の話題は他社にあまり例を見る事無く、さすが日立といったところで面白かったが、何よりメッセージとして面白かっ たのはエクスペリエンスデザイン自体を「社会貢献」として捉えたデザイン意識についてでした。

エクスペリエンスデザインにより「何が?」「どうなる?」そして「その変化は何に作用する?」と連鎖的に物事を考えていった先にあるもの、それはここで仰る通りの「社会貢献」なのかもしれないですね。

この点については、また改めて纏めてみたいと思います。

Written by Ryoji Ihara

1月 27th, 2008 at 4:40 pm

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blog主旨

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blogを書き始めるにあたって主旨を明らかにしておきたいと思います。

記載内容に含むキーワード

  • エクスペリエンスデザインのプロセス
  • イノベーションの産業化
  • 情報共有/管理(IMS:インフォメーションマネージシステム)
  • WPF、Silverlight、Flash、Flex、AIR等の技術情報

更新頻度

  • 週に1~2回の更新を目指して頑張ろう!

目的

  • 日々を通して感じたエクスペリエンスデザインの意義をログとして残す。
  • 実務観点におけるエクスペリエンスデザインの施策/留意点を纏める。
  • 他社エクスペリエンスデザイナーと交流を持ち、エクスペリエンスデザインワークの最善策を議論したい。
  • 標準的なエクスペリエンスデザインメソッドを考え、その価値を明らかにしたい。

免責

  • blogに記載する情報は私個人からの発信であり、私が所属する企業やプロジェクトとは一切の関係性は無い。
  • WEB上至る所に点在する、エクスペリエンスデザインに関する記事を引用させて頂く事もあります、引用に問題があります場合、下記までご一報ください。
    info@ryojiihara.com

まぁ上記はしましたが、何の変哲もない個人blogとして何でも記載してゆく予定です。

Written by Ryoji Ihara

1月 19th, 2008 at 8:16 am

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2008年。宜しくお願い致します。

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2008年になり既に半月以上が過ぎていますが、改めまして「あけましておめでとうございます。」

昨年も本当に忙しい一年でした。”一年”というと人が体感出来る最長の時間サイクルだと思うのですが、目の前の課題にひたすら取り組み続けていたら、あっという間に過ぎ去ってしまった感があります。

こ のあっと言う間に過ぎた期間で自分はどんな成長をしたのだろう?って考えられる方も少なくないと思うのですが、私もやはり年末年始にふと考えます。きっと 一日一日の経験を経て、様々な事を吸収して、考え、人としての成長があるはずだと信じたいのですが、来年も再来年も...こうして年を重ね続けてくのかと 不安を覚える事があります。

来年1月にはこんな不安を覚えないようにしたいものです。そこで今年は抱負を宣言して生活してみようかと思い ます。来年の正月にこの投稿を振り返り、自身の成長を確認が出来るように、また達成が出来なかった事に対してはしっかりと反省をして次に繋げる事ができる ような体制と整えてゆきたいです。

さて、早速今年の抱負を設けてゆきたいのですが、課題が多いので、情報整理を行う為に、まず自分の希望や目標をマインドマップにマッピングしてみる事にしました。

20080118_2008-houhu

大きくは「スキル」「生活」「仕事」に分類出来たので、それぞれから1つづつピックアップして今年の抱負として掲げたいと思います。

2008年の抱負

  • 語学力の強化
    英 語もそうですが、特に日本語の強化を意識したい。綺麗な日本語の本を読み、綺麗な日本語のプレゼンを聞いて、世の先輩方より多くを学ぶ。また学んだ事を意 識しながらこのblogを記述してゆく予定なので、このblogを読んでいて気になる点があればどんどん突っ込みを入れて頂きたいです。
  • ダイエットの実施
    学 生の頃はあまり食に対する興味は無かったのだが、30を超えてから他の楽しみが減ってきたからなのかわかりませんが、食欲がだいぶ旺盛になりました。美味 い物をこころゆくまで食べ続けたい。この欲求を満たしてきた結果が今の様です。もっと自分をうまくコントロールしなければなりません。
  • エクスペリエンスデザインの価値を世に訴求する
    私 はシステムとユーザーの接面を企画/設計し、この接面を操作するユーザー体験を開発する業務に携わっているのですが、なかなかこうしたユーザー体験開発の 業務が世にある事や、具体的にどんな作業を行っているのかについて一発で理解される事がありません。きっと世のエクスペリエンスデザイナーの皆さんにも一 回はこんな経験があるのではないかと思います。そこで今年はエクスペリエンスデザインという業務自体の訴求に努めたく考えます。

とまぁ、上記3つを抱負として宣言致します。それぞれについて日々の成果はこのblogで随時報告をしたいと思いますので、応援して頂ければと思います。

繰り返しになりますが、最後にもう一回。「2008年!どうぞ宜しくお願い致します。」

Written by Ryoji Ihara

1月 18th, 2008 at 6:31 pm

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