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一生懸命
今は子供が生まれてお母さん業に専念している妻ですが、仕事をしていたときは、私よりも早く家を出て、帰宅してから夕食を作って、洗濯物をしまって、アイロンをかけて、洗い物をして…と大忙しで動き回っており、一つの仕事ばかりに専念していた私に対してよく怒りを表していました。
そんな妻と昔を思い出して話をしていたら、「あの頃は一生懸命やっておいて本当によかった。思い出としてはっきり残っている。人生は一生懸命やった方が勝ちだ。」と思いがけない発言をしました。
以前にもこのブログに書きましたが、妻は過去を重んじて生きるタイプであり、私と逆の性質です。この妻にとって、一生懸命やるという事は、振り返る過去を作る為のものだと言っているのです。
一生懸命やる事を誰かに認めてもらおうとしている自分が恥ずかしくなる気がしました。
自分が普段、一生懸命やっていると思い込んでやっている多くの事は、振り返り語れるだけの思い出に果たしてなれているのかどうか?
一生懸命の度合いがまだ足りていないかもしれない。
妻とは知り合って18年になりますが、まだ妻の価値観に驚かされることもしばしばあるのです。
駄目だし
我が家ではSONYのブルーレイを使用しているのですが、もうかれこれ半年以上使用しているというのに、未だに妻の駄目だしが止まりません。
妻はもちろんUIを評価するプロフェッショナルではありませんが、この素人目から見てもだいぶ目に余るものがあるようです。
とにかく以前まで使用していたTOSHIBA製品の使い勝手が良かったとの事です。
逆に私はこのSONY製品を使えてしまっているというのが、また問題です。
なんとなく勘が働いて、良く解っていなくてもスイスイと。
発言可能な人からは、さほどの情報を得られず、発言権の弱い人から多くを得る事ができる。身の周りでおきた良い例でした。面白いものです。
長男が産まれました。
12月30日の16時47分、予定日よりも2日早く長男が生まれました。
妻は小柄な体形なので3000g以下で産めれば良いなと日頃からはなしをしていましたが、最終的に3420gと栄養がタップリと行き届いた状態で産まれてきました。
私自身、30日を境にいよいよ本格的に「父親」としての責務を担う事となり、まだまだ実感が湧いていないのですが、そこは諸先輩方に話を聞きながら自身の成長を望みたいと考えます。
逆に妻の方は既に母乳を与え始めており、母親としての責務を着実に果たし始めています。心も形も完全に私をリードしている事を感じます。
分娩という、私の想像をはるかに超えた努力を乗り越えていますし、既に10ヵ月間の生活を共にしているので、この母の愛情には生涯かなわないのであろうと、まだスタート地点なのですが、我が子の可愛さに涙する妻の姿を見て強く実感しました。
長男の生誕当日、実家で父親から一枚の紙を渡されました。この紙には絵本の会社で有名なフレーベル館の名の由来元であるドイツの教育学者フレーベルの言葉が記されていました。
大人になって良い仕事をする人は、皆共通点を持っている。
- 幼児の頃、遊びほうけた経験を持っている。
- ものごとに熱中した経験を持っている。
- そのことを温かく見守った母親との肌の触れ合いを持っている。
この3つの経験が人間力の基礎を形成するものに他ならない。
これら要素の経験を重要視したフレーベルは、この後に世界で初めての幼稚園を創立したそうです。
幸い、私にもこの3要素全ての経験に覚えがあり両親には大変感謝をしています。ただ、既に大人になってから15年近くが経過していますが、はたして良い仕事が出来ているか?(この「良い」という定義も重要そうです。)
自身に問いかけながら、今後も励みたいなと思います。
ユーザーインターフェースのXD(人間の体験を企画/設計する)という職業は、他の職業と異なり未だ定着してはいないと思います。
いまのところ、XDを子に勧める気はまったく無いですが(笑)…
僕の行動や仕事にちょっとでも興味を持ってくれるように示し続けててゆきたいと思います。
「本当に!本当に!産まれてきてくれてありがとう。」
