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iPadによる新レギュレーション
iPadが発表されて、各所で様々な盛り上がりを見る事ができますが、個人的に興味深かったのは、キーボード付のドックに縦方向に差し込むという事です。
iPadの解像度はXGAなので、日頃PCを使用しているユーザーから考えれば、当然横方向にドックインして、ノートPCの様に使用する事を想像するのですが、そこを潔く「タブレットは縦方向で使用する事をメインとする」を示したのだと考えています。
縦長を基本にするという事は、例えば業務で扱うようなエクセルや、横方向にタイムラインを持つ映像編集アプリケーション、音楽製作アプリケーション、FlashやBlendなどは、タブレットではなく、PCで扱ってくれという方針の表れだとも見ています。
先日の発表にありました通り、iPadは、ブラウジング、メール、音楽、動画、写真、そして書籍を取り扱う分野に落とし込まれます。
これまでにもタブレットPCはありましたが、iPadは、医療や工場などの分野を頭から対象にしている訳で無いところが異なっており、いよいよソフトウェアを取り扱う際の新標準を狙いに来ているのだと思いました。
各分野のアプリは今後もどんどん最適化してゆくと思います。そして、iPadの普及を追うように、各社からもタブレットがリリースされる際、縦長を基本とした新たなレギュレーションに準じる形になるだろうと考えています。
企画者としてiPadの製品としての位置付けに、もちろん興味を持ちますが、縦文化への検討をそろそろ見始めなければいけません。
Windows7 での用語改善
昨年7月にカタカナ用語の記載ルールを改めるとマイクロソフトからの発表があり。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3491
win7ではいくつかの用語について改められているとの事です。
http://win7.jp/windows7-rc-d003.htm
例えば、コンピュータ が コンピューター、ドライバ が ドライバー、プリンタ が プリンター、など約300語が改められているようです。
個人的にはこの改善は歓迎的に捉えており、話し言葉と書き言葉の一致により用語自体の標準化が進めば、余計なところで気を使う必要も一つなくなり、結果「わかりやすい」に繋がると考えています。
Microsoftのこの改善に伴って、Wikipediaにも変化があると良いなと思います。
私は約10年間、GUI開発の業務に携わっていますが、一度もこの綴りで口にした事が無いのです。
UI開発ツール
Flash Cataryst も Blend3 もまだ学習不足な点が多いのですが、どちらに対しても共通で面白いのは、PSD や AI を読み込み、このデザインデータをパーツごとに選択してコントロール化する作業。このワークフローはこれまでも Flash が得意としてきた手法でしたが、.NET の世界にこの新たな UI 開発手法が生まれたのは革命的なのではないでしょうか。
これにより、これまでシステム実装担当者がコントロール配置にかけていた負荷を軽減できるかと思いますし、UI デザイナーが実装に合わせてデザインの切り出し方法を思考する時間も短くできるだろうと思います。
どちらも面白いアプリケーションですが、私の業務と照らし合わせて考えると、アプリケーションの画面遷移図と照らし合わせながら処理を検討できること。各画面の定義内容をドキュメントでアウトプットできること。の両機能を備えた Blend3 には期待が大きいです。これらの機能によって私の帰宅時間が毎日1時間早くなる事がスーパーハッピーシナリオです。
Fc も Blend3 も各社より、より良い UX を実現する為の UI 開発ツールとして登場しますが、忘れちゃいけないのは、これらのユーザーは我々である事です。
限りある時間の中で我々がツールの習得や資料作成に時間を割いた分、もちろん他の業務にかけられる時間は減ります。
今後各社が実際のユーザーの事を如何に考え、どのようなアプリケーションを展開するのか1ユーザーとして大変楽しみにしています。
ui関連の参考ムービー
youtubeへのリンクをテストしがてら、2つ映像を紹介したいと思います。
どちらもインターフェースを設計/デザインする上で良い刺激を受けた映像です。
Microsoft Healthcare concept movie
マイクロソフトが描く、未来の医療に関するコンセプトムービー。
mix08でsurface開発チームより、このムービーの説明が行われ”NUE”の必要性が説かれたという。
詳しくは下記mixサイトを訪問してみると良いでしょう。※要Silverlightプラグイン
http://sessions.visitmix.com/?selectedSearch=UX08
「新しくて」「格好良い」「便利そうな」世界が提案されているが、それぞれの「操作」を考慮した場合、かなりの複雑性が予想されます。この複雑性に対する1つの解として、全てのUIデザイナーは「自然」というキーワードを掘り下げて考えてゆく事になるでしょう。
mark coleran_portfolio
ハリウッド映画製作におけるUIデザイナーmark coleranのポートフォリオムービー。
数年前、ソフトシンセに大変興味を持っていた頃、この映像に出会って大きな刺激を受けた。
UI と映画に関連した話題ではマイノリティリポートが良く挙げられますが、これ以外にも諸々参考になりそうな映画に巡り会えるかと思います。映画の場合、静止 画以上に、ユーザーの操作方法やインタラクション、またシナリオからシステムのニーズまでを確認する事ができるので面白いですね。
彼のWEBサイトは定期的にチェックしているのですが、ここのところ更新がされておらず、最近何をしているのかが気になるところです。
http://www.coleran.com/